あけましておめでとうございます。【お正月のしつらい】

子供たちに伝えたい<お正月にまつわることわざ>を御存じですか。


一富士二鷹三茄子・・・初夢に見ると縁起の良い順
笑う門には福来る・・・いつもニコニコ笑っていれば幸福が訪れる
一年の計は元旦にあり・・・計画や目標は最初に立てるべき

改めて読んでみると
どれもなるほど、といった感じでしょうか。
個人的には初夢の話など長い間していない気もして、少し反省です。(笑)

先の読めない2021年ではありますが、
こんな時こそ前向きに。

前回このブログで書きました飛騨高山の<松飾り>に続いて、
年末年始、お泊りいただくお客様をおもてなしする
<すみや青花>のお正月のしつらいを一部ご紹介いたします。

今年の干支は<丑>

十二支が勢ぞろいして
出番が回ってきた<丑>に良い年にしてね、と願っているようなしつらいを
玄関にいたしました。

わらで編まれた十二支は、素朴でユーモアもあり、
華やかさはありませんが、美しい民芸品です。


2階本座敷の間には、
インドのアンティークの牛の置物を
春慶の脚付き花台に。

そして、花の無いお正月を飾りたいと生まれた飛騨の花餅(はなもち)の餅を
飾りました。


今回は、久しぶりにこの<花餅>をオーダーいたしました。

床の間用の柳の枝を選び、餅の色と形を決める。

そして、生けこみ用に、枝を30本。
同じく枝、餅の色と形を決めて注文終了です。

以前、大阪 梅田・大丸での催事用に
青い花餅をオーダーしたことがあり、それ以来でしょうか。
いろいろな無理難題にも応えてくださるこの花餅やさん、
全国からの注文をたくさん受けていらっしゃるようです。

飛騨弁が飛び交う作業場の雰囲気も素敵で、温かくて、
ずっとここにいたいと思わせるほど。(笑)


昔は、お正月が終わると花餅を外して、
油で揚げてあられにして美味しくいただいていました。

今では、年中飾られる方が多く、
市内のあちらこちらで見かけることも。

今年は、残念ながらコロナ禍での明日以降のキャンセルが相次ぎ、
お正月飾りを多くのお客様にお楽しみいただくことが出来ず。

しかし、やっぱり前向きに。
1月8日からは節分のしつらいに、
そして2月4日からは桃の節句に・・・・と季節は巡ります。


最後にもう一つ、子供に伝えたいお正月のことわざ。
「搗いた餅より心持ち」

これは「ついたもちよりこころもち」と読みます。

その意味は<人にお餅をごちそうしてもらうことはありがたいが、それ以上に心づくしがありがたい>という事だそう。

モノよりも人の気持ちがありがたいという、日本の美しい心を忘れず、
2021年もしつらいにこころを込めておもてなしをいたしたいと思います。

どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。