飛騨高山の地酒〜7つの酒蔵を巡る〜

飛騨高山もすっかり寒くなりました。
今週も雪の予報がちらほら、そして最低気温は-7℃、-8℃、-6℃・・・・
すみや青花の前を流れる江名子川も、雪化粧です。


こんな寒い冬だからこそ、あえて特別な旅はいかがでしょう?

冬旅のすすめ 3では、
プライベートにお過ごしいただける<すみや青花>でのおこもり旅に
プラスして楽しく街歩きのできる<蔵元はしご酒>をご紹介いたします。

魅力の多い飛騨高山ですが、
実は、冷涼な気候と飛騨山脈からの清水にも恵まれた<酒どころ>でもあります。

そして、なんと。
上一、二、三之町、7軒すべての造り酒屋が古い町並みエリアに集まっていて、
徒歩で<酒蔵めぐり>が可能なのです。

この酒蔵めぐり、
当宿のコンシェルジュサービスへのお客様のお問い合わせも多く、
どのように7軒を回ると効率が良いか?などをお答えしています。


私も昨日は久しぶりに酒蔵を巡り、利き酒を楽しみました。先日放送されたテレビ東京の「ワカコ酒」でも、飛騨の酒蔵巡りが取り上げられていましたね。

まず訪れたのは原田酒造さん、
辛口の<山車>という銘柄が人気の蔵元です。
外はもちろん雪、
お向かいには船坂酒造さんがありどこを切り取っても美しい。
建築美に胸がときめき、効き酒する前からもうほろ酔い気分です。

そして、350円の利き酒用の御猪口を購入、
これで全種類の日本酒と焼酎を試飲することができます。
なんてコストパフォーマンスが良いのでしょう。

さぁいざ、と向かいましたが、
日本酒好きの私でも<酒のあて>がないとそんなには飲めないものですね。

しかしながら、これほどまでに味の違いを感じられるのは利き酒ならではです。
お水で口と猪口をすすぎながら10種類ほど頂きました。

この日はお休みされている蔵元も多く、全てを周ることは出来ませんでしたが、
<蔵元はしご酒>はやはり楽しい。

そして、特別なイベントが今年も開かれると発表されました。

<飛騨高山  7蔵のん兵衛まつり> です。

飛騨高山 7蔵のん兵衛まつり

こんなご時世ですが、気を付けながらの開催が決まったとのこと。
利き酒師の資格を持つ、当宿スタッフもそわそわ。(笑)


御朱印帳ならぬ<御酒印帳>をいただけるのも思い出になりそう。
ぜひ、次の旅の候補にいかがでしょうか?

※非常事態宣言のため、日程は変更となっています。

酒蔵巡りの合間に、老舗蕎麦屋のえびすさんへ。

飛騨高山らしい<あて>と、
天ぷらをお願いしてぬる燗をいただき、最後にざるを1枚。
幸せが、お酒と一緒に体中に染み渡るようです。

美味しい高山の冬の旅、大切な方といかがでしょう。
歩きやすい靴と、温かな服でお出かけくださいませ。
お待ちしております。